2016年12月1日木曜日

第1回むらメディア修練場を開催しました!



地域メディアを考える3回講座「むらメディア修練場」、に第1回を11月26日(土)に開催しました!


この講座では奈良県川上村を舞台として、受講生のみなさんと地域の情報発信を学んでいきます。

はじめに:この講座について

 

川上村は、吉野〜紀の川水系の水源地にある村です。人口約1,300人、森林面積が約95%というこの村では、約740haの原生林を購入し、保全するなど、「水源地の村づくり」に取り組んでいます。今回の講座は、村づくりのコンセプトや活動をWebサイトを通じて魅力的に発信する仲間を募り、情報発信のノウハウを一緒に学んでいくことを目的として開催しています。

 



3回シリーズの第1弾は、「取材の極意を学ぶ」をテーマとして開催。まちづくりやコミュニティデザインの情報を発信するWebメディア「 マチノコト 」編集者などを務める モリジュンヤ さんを講師として、取材のノウハウを学んでいきます。

まずは、受講生みんなで自己紹介!




今回は18名の応募のうち、15名が参加。在住地をもとに色分けした名札をかけながら、全員で自己紹介しました。大阪や三重、愛知など遠方からの参加者もいて、職業もカメラマンや地域おこし協力隊、広告代理店勤務や公務員など様々。多様性のあふれる講座となりました!

レクチャー開始!まずは「なぜ書きたいのか?」



さっそくレクチャーに入ります。まずはライターとしての目的の整理から。「どうして書きたいのか?」「誰のために書きたいのか?」「何を書きたいのか?」「どんな変化を生みたいのか?」という4つの問いに答えていく形のワークです。




受講生からは、こんな意見が出ていました。


取材の準備をしよう



ライターとしての目的を整理したあとは、記事を作る上で最も大切な情報源となる取材の準備方法についてのレクチャーです。今回は「なぜ今、”地域”なのか?」というテーマで受講生同士で取材をおこない、受講生が「地域」について考えていること、取り組んでいることなどを明らかにしていきます。



取材前にやるべきこととして、「①取材の目的を明らかにする」「②取材対象をリサーチする」「③質問事項リストを作成する」があります。今回の取材対象は受講生なので、①③に取り組みました。

さあ、いよいよ取材です!


取材前の情報整理を終えて、いよいよ取材へ。受講生同士でインタビューを行います。インタビューのコツとして、「目線や声、トーンなどにも気を配る」「発言を復唱する」「沈黙を恐れない」「発言を拾えない時は、投げかけてみる」「抽象度の高い話の場合、確認する」というポイントをモリさんから教えていただきました。


3人1組となり、AさんがBさんをインタビューする様子をCさんが観察、次はBさんがCさんをインタビューする様子をAさんが観察…という流れで取り組みました。

   

観察していた人は、インタビューの後に2人へ感想を伝えます。インタビューをする/受ける/観察する、の3つの立場を経験することで、インタビューについての理解が深まりました。


インタビューを終えたあとの、受講生の感想です。


次回は…記事を書きます!




次回12月4日(日)は、 元 greenz.jp 編集長/京都精華大学特任講師の 兼松佳宏 さんを講師として「編集の極意」を学びます。今回の取材メモを使って、実際の記事にしていく方法を学びます!また次回の講座が始まる前に、受講生は自分たちで連携しながら、川上村の村内を見て回ります。どんな発見があるのか、感想がとても楽しみです。

講座のあとは…地元の手料理で交流会!



 

約3時間じっくりと取材について学んだあとは…エネルギー補給!ということで初日の今回は、地元の手料理を食べながら交流しました。この料理は、川上村の主婦たちが運営するカフェ「アルボールかわかみ」による手づくりです。地元から仕入れた野菜やアマゴ、コンニャクなどを使った、ボリューム満点のお料理!おにぎりもおいしい〜!


おいしい食べものを味わいながら、次回までの村めぐりに向けて作戦会議。村内からの受講生から情報を集めながら、マップを見てルート検討です。さてさて、どうなるやら…!?

0 件のコメント:

コメントを投稿